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MOOIが商品のデザイン・ブランディングを担当している地域商社KIT BLUE
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北海道内でも高品質とされる岩宇地域の産品(ウニやナマコなど。またそれらを使用した製品)の輸出を目指し、中華圏の拠点となる香港での現地調査・商談に同行しました。
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初めての香港に着いてまず驚いたのはその人の多さ(体感としては東京の2倍くらい)、そして香港という街の持つエネルギー。日本並みに治安も良く、ウエハースみたいな超高層ビルが街全体に乱立し近代化が進む一方、昔ながらの市場では鶏をその場で締めて売っている・・・そんな対照的とも思える光景が当たり前に見られる街が香港でした。
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頭では分かっているとは言え目の前で命が失われる光景はやっぱり辛い。でも目を逸らすわけにはいかない。北海道という自然の豊かな土地に暮らしながらも普段ほとんど向き合う機会のない「生きること」の本来の姿について、改めて目を向けさせられる貴重な経験となりました。
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綺麗に整えられた世の中の仕組みを否定したいわけではないし、おしゃれなカフェや暖かい便座だって大好きです。ただ、クリエイターと呼ばれる我々が「スタイリッシュ」や「ライフスタイル」のような「見え方」「見せ方」を提唱するならば、小綺麗で都合のいい表面的な部分だけではなく人が人として生きることの「根っこ」をちゃんと知ることで、もっと本質的で意義のある「ありかた」の提案ができるんじゃないかと。
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お話をいただいた当初は香港のデザインの傾向や売り場の状況だったり、ブランディングを行う上で現地で暮らす人たちの美意識や趣味趣向・金銭感覚などを勉強しに行こう、くらいに考えていたんですが・・・まさか「生きるとは」「幸せとは」みたいなことまで考える機会になるとは。実質3日間の視察、ものすごく有意義にエネルギーを使いました。
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考えすぎかなとも思いつつ、でもやっぱり「知っている」というのはとても大切なことだと思うんです。恵まれているからこそ。
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実は前日までも国外にいたので体力的(主に胃袋的)にきつい部分もあったんですが、本当に行ってよかった。でも住むとなるとさすがにあの人混みは・・・ですね。笑
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Daisuke Takada
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